少し前の週末散歩は、久しぶりに西宮の「生瀬」方面へ。
何度か行ったことはあるのですが、これまで通ったことがない道で、神社の看板があることに気づき、寄ってみることに。
生瀬皇大神社,西宮生瀬

ただ、矢印の方を見てみても、神社らしきものはなく、なんなら、正面には小学校らしき建物が見えます。
生瀬皇大神社,西宮生瀬

進んでみると、右手に立派なお寺があり、
生瀬皇大神社,西宮生瀬【浄橋寺】というお寺だそうです。

その向かい側(左手)奥の方に鳥居がありました。
通路からかなり奥まった場所にあるのに加え、隣接する小学校のプールを塀や金網で囲っているので、入口からは神社の姿が見えないようになっていたのです。

神社入り口鳥居。
生瀬皇大神社,西宮生瀬通常時期はこうなのですが、、

年末には丸い大きな輪っか(※以下に補足あり)が置いてあるのです。
生瀬皇大神社,西宮生瀬がっつり日本犬のこまには、この「和」の雰囲気がぴったりで、年賀状の写真に使えそうだね〜なんて言いながら、パシャパシャ記念撮影。

すると、中で作業されていた方から、「くぐってみる?」と嬉しいお声かけ。
「え?いいんですか!?」と答えると、「できたばっかりだから、一番だよ」と。
ちょうど設置された直後だったようです。

やった!一番だって!!!

本来は「ペット」入場は禁止ということなのですが、今回は特別に、こまもくぐらせていただけるとのこと。
またまた、やった〜〜!です。

ということで、こまを先頭に、順番にくぐらせていただきました。
なんでも「一番」って嬉しいものですね。2024年も良い年になりそう♪
ありがとうございました。

KOMA
KOMA
ちなみにね、あの大きな輪っかは「茅の輪(ちのわ」っていうもので、くぐることで厄除けや無病息災をお願いしたり、悪いことをお祓いして清めてもらったことになるんだって。
大晦日には「年越しの大祓(としこしのおおはらえ)」、一年の折り返しの、6月30日には、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」っていう神事が全国の神社で行われるんだけど、その時にこの「茅の輪」が登場するんだよね。
ほんとは8の字にくぐってっていう作法があるんだけど、生瀬皇大神社では、年越しは鳥居の下に置くから、普通にくぐるだけ。
でも、6月には境内に茅の輪をおいて、8の字にくぐれるようになってるんだってさ。
こまちゃん、補足さんきゅ〜♪

ということで、ここからは境内の紹介です。

まず入ると右斜前にある手水舎。
生瀬皇大神社,西宮生瀬干支の絵馬がおいてある「お正月バージョン」ですね。

そして、珍しい「干支」の社(やしろ)
生瀬皇大神社,西宮生瀬
生瀬皇大神社,西宮生瀬

生瀬皇大神社,西宮生瀬

そして、右側には、圧巻の「御神木」
生瀬皇大神社,西宮生瀬樹齢は書かれていませんでしたが、相当な年数なんでしょうね。

こちらが本殿です。
生瀬皇大神社,西宮生瀬

ぐるっと後ろにまわると、お散歩コースのような素敵な空間が。
生瀬皇大神社,西宮生瀬

そしてそして!!
こちらにも「御神木」、しかも、入口よりさらに大きい!
生瀬皇大神社,西宮生瀬「樹齢400年」との記載があります。すごっ!!

根っこの部分は江戸時代からあったんだなぁ、と思いながら、しばらくの間、ず〜〜っと、ほんとに、ず〜〜っと、首がいたくなるくらい見上げていましたが、まだまだ見ていたい気分でした。
生瀬皇大神社,西宮生瀬
生瀬皇大神社,西宮生瀬「神聖」「荘厳」という言葉がぴったりですね。

参拝していて感じたのですが、「御神木」もさることながら、境内の手入れが行き届いているということです。
生瀬皇大神社,西宮生瀬何度か伺いましたが、いつ行っても、足跡をつけるのが申し訳ないな、と思うくらいに綺麗にお手入れされていて、それだけで気持ちがピリッと引き締まる気持ちになります。

神社自体、大きな規模ではないのですが、とっても素敵な神社なので、また参拝させていただこうと思います

後、こちらは、余談ですが、、
俳優の「生瀬勝久」さんは、生瀬出身で、隣の小学校が母校なんだそうです。
こちらの神社にも、数年前までご夫婦で参拝されていたそうで、社務所にはたくさんのお写真が飾ってありました。

ちなみに、帰ってから作った2024年の年賀状はこんな感じになりました。
戌年だったらいうことなかったですね(笑

生瀬皇大神社
兵庫県西宮市生瀬町2丁目25-1
TEL:0797-84-1174