※2021年3月追記
TAROSAKUさんですが、愛犬サクラちゃんが亡くなったため、当面は閉められるそうです。
詳細については、こちらでご確認ください。
お天気の良い10月のとある日曜日、滋賀県大津市にあるドッグラン【Tarosaku】に行ってきました。 こちらは、とっても珍しい【柴犬専用のドッグラン】
別件で調べ物をしていた時に、偶然こんな場所があることを知ったのですが、ちょうど同じ時期に、人気テレビ番組【天才!志村どうぶつ園】でも紹介されていたんだそうです。
家からはちょっと遠いのですが、柴ちゃん専用のドッグランなんて他にはないので、早速、週末に行ってみることに。
柴犬は洋犬の小型犬の飼い主さんから、敬遠されます。柴犬特有の、遊び方を嫌がる飼い主さんも多いためです。そんなことを気にせずに、日本犬がのびのびと過ごせる場所を作りたいと、せっかくの土地(※いつか飼い犬が年老いた時に、のびのびと過ごせる場所を作りたいと、滋賀県に土地を購入)をドッグランにすることにしました。
場所は、滋賀県でも山里の集落にあり、周辺にはコンビニやお店などはありません。
加えて、案内看板などは特に見当たらず、ナビがないと分からなかったかも。
また、集落に入る脇道は、道幅も狭く、車のすれ違いにちょっと苦労するかな、というくらいでした。
自宅を出発して約1時半。
10時オープンで、到着したのは10時過ぎだったのですが、テレビの影響もあってか、既にものすごい数の人と柴ちゃんで、車を停める場所もなく、駐車待ちの大渋滞(^^;
その先は行き止まりで、Uターンするのにも次々車がくるのでなかなかできず、オーナーさんもてんてこまい状態でした。
とりあえず、ママとこまだけ先に降りて受付をしたのですが、待てど暮らせどパパは来ず、様子を見に行こうにもこまがいるし、と思っていたら、だいぶんたってから、やっとこさ到着。
結局、あちこちに移動して、さっき通って来た大きな通り沿いにようやく停めるところを見つけ、歩いてやってきたそうです。
その後も、次から次へと車が到着し、落ち着くまでは大変そうでした。
2018年10月現在、入場料はワンちゃん1匹300円と、破格の料金設定です。
このあたりからも、このドッグラン設立の際に語られていたオーナーさんの熱い思いが感じられます。
ドッグランには比較的慣れているこまですが、ここは別のようで、入る前から珍しく大興奮で、キャンキャン言っていました。
入ってみると、当たり前のことではありますが、どこを見ても「柴!柴!柴!」
たぶん、ざっと数えただけで30ワンくらいはいました。
そして、「人!人!人!」(笑
ご家族で来られている方も多かったからかな。
日曜しか開いていないのに加え、この日は午前中のみの営業、さらにはテレビで紹介されたすぐ後なので、余計に集中してしまったんでしょうね。
決して狭いわけではないのですが、狭く感じるくらい、人口密度&犬密度が高かったです。
圧倒的にこまと同じ赤柴ちゃんが多かったですが、黒柴ちゃん、白柴ちゃん、豆柴ちゃんもいました。
こまはというと、最初はいつもと同じように走ったりして遊んでいたのですが、、、
そのうち、年の近い柴ちゃんを見つけ、遊び出しました。
しかも、他のドッグランではやったことがない「ワンプロ」というやつです。
一見すると、「喧嘩してる!?」と勘違いしそうな、でも、あまり度がすぎると「ガチ喧嘩」になることもある遊び方です。
話にはよく聞きますが、私自身よくわかっていないので、一応、相手のオーナーさんにも、「遊んでるんですよね?」と確認。
「そうそう、めちゃ遊んでるよ〜」と言われ、一安心。
ここまで激しい顔は見たことがないってくらい、マズルにしわを寄せてガウガウ!
でも、ヒートアップしすぎて止められると、ケロッとして、お互い何もなかったかのように振る舞うという不思議な光景でした。
安心なのが、そんな激しめの遊び方をしても、やっぱり「みんな柴犬」なので、理解があるんですよね。
そして、他のドッグランよりも、飼い主さんが常に様子を見ていて、何かあったらすぐに止めに入ったりされているので、トラブルが起きそうにないということでした。
同じ柴ちゃん同士でも、人と同じで合う合わないはあり、あっちこっちで、ガウガウ、キャンキャンはありましたが、なんというのか、それも含めて「柴犬仲間」という不思議な一体感のようなものを感じ、初対面なのにすぐにお話しできたりと、犬も人もとっても居心地が良かったです。
こまは楽しいながらも、ちょっと不安もあったのか、遊びに行っても、必ずパパを探して戻って来て、安心したらまた遊びに行く、というのを繰り返していました。
多分、人も犬も多かったので、迷子になりそうな気分だったのかな。
親バカですが、それがまたかわいくて、、o(≧▽≦)o
ドッグランの横の建物の中にはちょっとした休憩スペースもあり、テラス席の下には綺麗な川も流れていました。
2時間たっぷり遊び、最後に、この日一番たくさんワンプロして遊んでもらった「ろんちゃん(10ヶ月)」と一緒に写真を撮って、ドッグランを後にしました。
帰る際も、柵越しにたくさんの方から「さようなら〜」と声をかけていただき、これも他のドッグランにはないことだなぁ、と、柴オーナーさんの結束力みたいなものを感じ、最後まで本当に気持ちよく、楽しい時間を過ごすことができました。
こんなドッグラン、他にもできたらいいのになぁ、、、、
帰りは、せっかくここまで来たので、アウトドア専門店【WILD-1】西日本唯一の実店舗、京都宝ヶ池店にちょこっと寄り道。
こまはお店の中には入れないので、ママと近くをお散歩です。
パパは、結構長い時間お店の中を見ていましたが、特に何も買わず。
プライベートブランドの実物がたくさん見られるのかと思っていたのですが、それほどでもなく、ちょっと期待はずれだったそうです。
それにしても、今日はほんとにたくさんの柴ちゃんに囲まれて幸せだったなぁ。
こまもいつもとは違う遊び方ができて、楽しかったのではないかと思います。
帰ってお風呂に入ってからは、本当にぐっすりという感じで、ほぼノンストップで朝まで寝ていました。
さすがにお疲れだったかな、、
でも楽しかったね♪
2018年11月追記
以前は予約なしでOKだったタロサクさんですが、駐車場の関係で、2時間入れ替えの事前予約制に変わり、料金も500円に変更になっています。
また、冬季期間はお休みですので、お気をつけください。