2016年の夏休み。
我が家始まって以来、初めての海外旅行に行くことになりました。

行き先は、関空から直行便があって、フライト時間も短い、定番の「グアム

子ども達はもちろん、海外は初めてなのですが、私自身も、かれこれ15年近くぶり
パスポートの期限もとっくに切れています。

ということで、まずは何より、一番大事な、「パスポート」を申請するところからスタートです。


<<申請編>>

【申請に必要なもの】
➀一般旅券発給申請書

パスポート申請,海外
こちらの用紙は旅券事務所(出張所)の他、市役所(区役所・町役場)のサービスコーナーなどにも置いてあります。新規、更新、5年用、10年用、子ども用とありますので、お間違えの無いように。

➁戸籍謄本 または 抄本

発行日から6か月以内の原本で家族など同一世帯で複数申請する場合は1通で可

➂証明写真

6か月以内に撮影・縦45mm×横35mm・フチなし・無背景・正面・無帽のもの
※顔の面積の指定も有り。詳細は外務省ホームページでご確認下さい

ダメな例
前髪が顔にかかりすぎて目元が見えない
メガネが大きく顔を覆う面積が大きい
必要以上に歯が見えている
良い例
目元がはっきり見える
顔全体が隠れず見える
歯が見えていない

※2018年12月追記
写真についてですが、自宅プリントはあまりオススメしません。
顔の範囲などの条件が細かいだけでなく、ちゃんとサイズをあわせても、光の加減などで、撮り直しを勧められるからです。
本人申請ならともかく、代理申請だと、また改めて出直ししないといけません。
実は、パパのパスポート取得時、自宅プリントでサイズを細かく調整し、ママが代理で申請に行ったのですが、顔の下半分が影になり、出国の際、機械での読み取りでエラーになることもある、とのことでした。
日本からの出国ならまだしも、海外でややこしいことになるのは困るので、結局、写真を撮りなおし、後日申請の出直しをしました。
交通費や手間、そして、貴重な時間を無駄にしない為にも、きちんと証明写真を撮られる方がいいかと思います。

➃本人確認の書類 原本

運転免許証やマイナンバーカードの場合は1点でOK
それらが無い場合は、保険証や社員証、学生証などの組み合わせで2点必要
又、代理で提出する場合は、代理人、申請者それぞれの本人確認書類が必要
※詳細は外務省ホームページでご確認下さい。

➄前回取得したパスポート

過去に取得したことがある場合、失効していても、古いパスポートが必要です。

以上の書類が不備なく揃っていれば、代理人申請でも大丈夫
なので、申請は私一人で行ってきました。
兵庫県にある我が家から一番近い申請場所は、尼崎市(阪急神戸線・伊丹線 塚口駅すぐ)にある「兵庫県旅券事務所尼崎出張所」です

幸い、家から約30分ほどで行ける近い場所にありましたが、実は兵庫県には申請できる場所が4か所しかありません。

これは県によりまちまちで、極端な例で言うと、同じ関西圏でも滋賀県や奈良県は2か所のみなのに対し、大阪には約30か所と、ほぼ全市の市役所にも窓口が設置されており、利便性においても大きく差があるのです。

会社の近くに申請場所があるからそこで申請しよう、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、パスポートの申請住民登録をしている都道府県(※市)になりますので、ご注意下さい。
※市役所に設置された申請所では、例えば、住民登録がA市にある方が、勤務先のB市の窓口で申請することはできません。

申請場所については、各都道府県(市区町村)のホームページの他、外務省のホームページでも確認できます。

無事、申請が完了すると、交付日が記載された「受理票」が渡されます。
申請場所により異なりますが、申請から交付までは、約1週間~10日です。

次ページは「受領編」です。

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