前の記事で紹介したように、docomoが5月末で端末割引に相当する月々サポートを廃止することがわかり、娘だけでなく、祖父母のiPhoneも機種変更をしてきました。
祖父母のiPhoneは2年以上使用しているので、残債はなく、完全にフリーな状態です。
ヤフオクで見てみると、まだ需要はありそうで、値段もそこそこついています。
なので、お得意の「ヤフオク」でiPhone6Sを転売することにしました。
スマホ転売はちゃんと手順を踏まないとトラブルになることもあるようなので、今回はそのあたりも踏まえて、こちらで紹介していこうと思います。
絶対しないといけない、というわけではありませんが、やらないよりやっておく方がいいかな、と思いますので、転売をお考えの方は、参考にしてみてくださいね。
そのことを「ネットワーク利用制限」といい、「出品している端末はそういう状態ではないですよ」と証明する為に確認しておく、というわけです。
では、やり方を説明します。
まずは、自分の端末の製造番号(IMEI)を調べます。(方法は2種類)
確認方法①
電話をかけるような感じで、「*#06#」をプッシュすると、画面上に製造番号が表示されます。
そのまま番号をコピーすることはできないので、画面をスクリーンショットするか、メモに控えてください。
確認方法②
端末の「設定」画面から「一般」→「情報」に進むと、下の方に「IMEI番号」が表示されますので、番号をコピーします。
番号がわかったら、各キャリアの専用サイトで番号を入力し、状態を確認します。
「ネットワーク利用制限確認」で検索すると各キャリアの専用サイトが出てきます。
※上記はdocomoの画面
判定の見方を簡単に言うと、◯は端末代は完済していて、通信も問題ない状態、△は通信は可能だけど、残債がある、ということです。
(※上記判定画面は機種変更したばかりのiPhoneです)
ちなみに、「△」の状態でも、オークションに出ているケースがあるのですが、元の使用者が残債を払わないなど、将来的に何かあるかもしれませんので、やっぱり購入する側としては「◯」がベストですよね。
ということで、ここからは、このところ、当ブログにも頻繁に登場している、我が家の愛犬こまが説明することにします。
早速だけど、こまちゃん、SIMって何なの?
お母しゃんはお外で、電話したり、インターネットで調べ物したりすることはありますか?
そんな時はどうしてますか?
Wi-Fiが繋がらなかったら、自動的にデータ通信に切り替わるから、特に何かしてるわけじゃないけど、、
データ通信をするのに、必ずいるのが「SIMカード」っていう小さな小さなカードなんです。
外で使うならそれがないと始まらないんだね。
言えば「通信の心臓」みたいなものってことか。
わかった。
じゃ、次、本題の「SIMロック解除」について教えて。
ではまたまた質問です。
お母しゃんのiPhoneはどこで買いましたか?
だからこの先も、そのiPhoneはdocomoのSIMしか使えません。
同じように、auで買っていたらSIMはau、SoftBankならSIMはSoftBank、そこのSIMしか使えないんです。
でも、それが何か問題なの?
でも、今回は、使わなくなったiPhoneをオークションで販売しようとしているんですよね?
さっき言ったように、お母しゃんのiPhoneはdocomo専用なので、他の会社のSIMを持っている人が、お母しゃんのiPhoneを使いたいと思っても使えないんですよ。
ところで、お母しゃんは「UQモバイル」とか「Yモバイル」って聞いたことありませんか?
最近よくCMで見るよ。
スマホ代が安くなる!とかって。
で、そういう会社のSIMを「格安SIM」って言うんですが、最近それに換える人がすごく増えてきています。
でも、お母しゃんのiPhoneがdocomoのSIMしか使えないとなると、どうなりますか?
だから、ここで「SIMロック解除」なんですよ!
ははぁん、なんとなく見えてきたぞ!
解除することで、どこのSIMでも使えるようになる!
違う?
他の会社のSIMでも使えるように、「このiPhoneはdocomoのSIM専用ですよ」っていう制限を解除する手続きのことですね。
ただ、一つ気をつけないといけないのが、「どこのSIMでも使えるようになる」のではなくて、「条件にあった他の会社のSIMでも使えるようになる」、というのが正しいのです。
でも、その言い方だと、使えないSIMもあるってこと?
もともと、docomoのホームページには、ロック解除手続きはするけど、その後、別の会社のSIMを入れても、動作保証はしませんよって書いてあります。
他にも、「ドコモで提供している通信方式と異なる通信方式を提供している他社のSIMカードでは、音声通話等の通信サービスがご利用になれません」とも。
使えるかどうかの確認や、解除手続きをした後のことは、買う人の側の話なので、売る側としては、どうすることもできません。
でも、ロック解除をすることで、使える人が増えるのは確かなので、興味を持ってくれる人も増えるんじゃないでしょうか。
対象者がdocomoユーザーに限られるか、それ以外のユーザーに広がるか、この違いは入札数や落札価格にも大きく影響がでそうだよね。
それに、docomoの場合は契約者本人じゃないと、ロック解除ができないので、後の方のためにも解除の手続きはしておいた方がいいかな、って思います。
今回もありがとう!
とってもよくわかりました。
では、後はお母しゃん、よろしくです。
なんとなく理解できましたでしょうか?
ということで、ここからは、SIMロックの解除方法を紹介します。
SIMロックが解除できるのは、購入から100日経過している端末のみとなります。
今回はdocomoで紹介しますが、「SIMロック解除」で検索すると、各キャリアの手続き方法のページが出てきますので、他キャリアの方はそちらでご確認ください。
2015年4月以前に発売されていた機種については、ドコモショップでしか解除ができませんが、2015年5月以降発売の機種については、ドコモショップの他に、電話やインターネットからでも解除はできます。
ただ、ドコモショップ、電話はいずれも手数料が3,000円(2019年5月現在)かかるので、インターネットからがいいかな、と思います。
まずは、「MyDocomo」にログインします。
「その他のお手続きはこちら」→「SIMロック解除」をクリックします。
すると、対象機種と、製造番号(IMEI)を入力する画面が出てきます。
次に、「SIMロック解除を申し込む」と「注意事項に同意」欄にチェックを入れ、
メールの送信先を選択し、「手続きを完了する」で終了です。
すぐに、指定のメールアドレスに、以下のような内容のメールが届きます。
と、ここで気になったのが、本文最後の赤線の文章です。
まだやらないといけないことあるの?と思ったのですが、実際は、新しいSIMを挿入した時点で、ロックが解除されるということになるので、売る側としてできるのは、ここまでになります。
「バッテリー最大容量」は新品時100%から、使うにつれ、徐々に減っていきます。
ゲームや動画など、使い方がヘビーだったり、頻繁に充電しすぎるのも大きく減る原因のようです。
この容量が減ると、一度の充電で使える時間が短くなるんですよ。
簡単に言うと、バッテリーの減りが早くなるってことです。
それぐらいになると、バッテリーが1日持たなくなってくるんですよ。
買う人の中にはこの容量を気にする人もいると思います。
だから、初期化する前に確認して、商品説明のところに書いておくか、質問されたらすぐに答えられるように控えておくことをオススメします!
「設定」画面から「一般」→一番下の「リセット」を押します。
リセット内容の中から「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択し、「iPhoneを消去」→再確認「iPhoneを消去」
これで初期化が始まります。
以上の4項目で、iPhone本体は工場出荷時の状態に戻り、次にお譲りする方が気になるであろう点の確認や手続きも完了、万全の状態でオークションに出品できるようになりました。
後は少しでも高値がついてくれることを願うのみです!