第三部より続きます。
昨晩は、確か、早い時間に夢の国のはずだったんですが、翌朝、早々にお友達ママさんから、あるメッセージが届きます。
実は、丸一日、何も返信・報告がなかった息子さんから、深夜になって、怪我をしてトラブったから返信できなかった、という意味深なメッセージが届いたんだそうです。
その後、誰が、どこで、という問いに返信もないまま朝になり、今もまだ連絡が来ていないので、息子にも一応聞いてみてもらえないか？と。
ただ、ママさんからのメッセージが届く直前、たまたま急用で、珍しく息子から着信があったのですが、そんなことは一言も言っておらず、、
とりあえず、息子にも状況確認のメッセージを送ってみたのですが、しばらく待っても何の音沙汰もなし。
一体どうなってるの？？と思ったら、、
しばらくして、そのお友達ママさんから、衝撃の事実が届きます。
なんと、今回の怪我トラブル担当は、事もあろうに、我が息子だったそう、、
え？え？え〜〜〜！？
さっき、なんも言ってなかったやん！！！
その後、友達→ママさん経由で、聞いた話では、、
昨夜遅く、小腹が減ったので、宿のビーチサンダルを借りて、コンビニに出かけたところ、暗くて段差に気づかず、運悪く裸足で剥き出しになった親指の爪が、その段差に引っかかって、流血騒ぎ。
爪が一瞬ベロン、となったらしく、痛くてしばらく動けなかったそうです。
( ；∀；)
息子は病院に行くのも面倒なので、朝になっても、大丈夫、と言っていたんですが、その後、お友達や、お友達のママさんからも説得され、このあと、近くのお医者さんを受診することになったそう。
爪が剥がれた、と聞いたのでちょっと焦りましたが、友達が写真に撮ってくれたのをママさん経由で見せてもらったところ、爪の両端から少し血が出ている感じではあるもの、爪自体は一応くっついていて（乗っかっていて？）、ひとまず安心。
同時進行の息子からの報告は、ママさんとかなり温度差があって、拍子抜けするくらい。
きっと、お友達がママさんに報告していなかったら、お医者さんにも行かず、事後報告だったのではないかと思います。
とりあえず、行った方が良いと言われたこともあって、宿から4kmほど離れたお医者さんに診てもらったようです。
受診後、本人より「なんもない、大丈夫やってさ」と一言だけ報告あり、一安心。
にしても、最近たまたまお医者さん通いが続いており、保険証が財布に入ったままだったので、事なきを得ましたが、もし持っていなかったら？？
まずは10割全額支払って、後で郵送などで精算したのかな、と思うと、現地で支払う際の全額負担の費用面でも、後から行う手続きの面でも、きっとやっかいだったろうな、と思います。
そう考えると、大人抜きでこういった旅行に行く際は、保管には十分気をつけないといけませんが、【保険証】を持っていくことも必要だな、と。
また、本人は、「それは関係ない！」と言い張っていますが、見る限り、爪が伸びていたことも原因の一つだと思われますので、裸足で行動する夏場は特に、細かいことですが、爪切りもしっかりと、ですね！
ということで、病院行きから始まった最終日ですが、気を取り直し、9時半頃スタートです。
まずは、最終日メインの目的地【琵琶湖バレイ】に向かいます。
【琵琶湖バレイ】は山の上にあり、そこまではロープウェイでのぼるので、自転車で行けるのは、ロープウェイ乗り場まで。
診てもらったお医者さんから、そこまでは20km強。
山に入るまでは平坦な道なのですが、少しづつ標高が高くなっていくので、後半は自転車を降りて、押して進んだくらい大変でした。
乗り場には、出発から約2時間後の12時すぎに到着です。
こちらのロープウェイは、定員が121人乗りの超大型タイプ。
15分間隔で運行しており、あっという間に山頂駅に到着します。
とりあえず、12時45分のに乗車。
その後、今度はリフトに乗って、さらに上に。
息子にとって、【琵琶湖バレイ】はこれで二度目なんですが、前回は6年前、小学5年生の時にスキーで。
行った時期が違うので、同じ場所とは思えないほど景色が全く違いますね。
春〜秋シーズン用MAP
冬シーズン用MAP
山の上にはちょっとした遊び場があったり、ブランコがあったり、、
冬には冬の、夏には夏の楽しみ方があるんですね。
一緒に行ったのが友達なら、どんなところも楽しそうです。
カップルかよ！と、思わず突っ込みそうになった一枚（笑
ちなみに、息子たちは行っていませんが、ジップラインもあるようです。
14時15分、遅めのお昼は、【エキナカキッチン】で、ハンバーガーならぬ、「フライドチキンバーガー」を。
山頂価格とでもいうべきか、なかなか良いお値段（1,100円）なのでした😂
結局、山頂には3時間ほど滞在し、16時、ロープウェイで降りてきました。
ここからは、約25km先にある、最終目的地【近江神宮】を残すのみ。
帰りは下りなので、行きと違って麓までは楽におり、1時間もしないうちに、【近江神宮】に到着です。
ご存知の方も多いでしょうが、こちらの近江神宮は、３８代天皇”天智天皇(てんぢてんのう)”を祀る、受験合格祈願にオススメのパワースポットでもあり、毎年多くの受験生が参拝に訪れています。
天智天皇は、水時計を創り、社会生活の基本である時報を始められた「時の祖神」、日本で最初の学校を設け、教育制度を整備された「学芸の守護神」でもあるので、受験の際には様々な場面で正しい判断を導き、見守ってくださる、ということなんでしょうね。
息子達は高校三年生、そして妹ちゃんは中学三年生。
まさに、受験生なので、立ち寄らないわけにはいきません。
自分の分、妹の分、友だちの分、きちんとしっかりお願いして、近江神宮を後にします。
これで予定していた最終日の行程は全て終了。
残念ながら三日分のルートをつなげて表示させることはできませんでしたが、間違いなく、琵琶湖一周しました！
この後は、大津駅まで移動して、電車で帰路に着くだけ。
近江神宮から大津駅までは5kmもないので、ほんとにすぐ。
17時40分頃には着いていました。
その後、レンタルしていた自転車を返したり、輪行のセッティングをしたりして、18時半過ぎ、大津を出発。
それぞれが最寄りの駅で下車し、息子も20時過ぎには駅に着いたようなのですが、なかなか移動しないので、何かあった！？と少し心配になり確認してみると、たまたま地元の友達に会ってちょっと話してる、と。
おぉ！！これは、中学の時、しょっちゅう我が家に遊びに来てた、◯◯君！！
久しぶり〜！！すっかり高校生になって〜〜（笑
とりあえず、動かない理由はわかったので安心しました。
帰りはお迎えは無しなので、自力で帰ってきます。
位置情報で動きを確認し、家に着く頃に愛犬こまと外で待っていたところ、息子を見つけた途端、しっぽふりふり、大興奮でお出迎えです。
結局、家に帰ってきたのはちょうど21時でした。
今回は、レンタル自転車がパンクしたり、息子が足を負傷したり、と、ちょっとしたトラブルにも見舞われた旅行となりましたが、どれも大ごとにならずに済んだので、終わってしまえば、笑えるくらいのエピソード。
楽しい思い出の一つになったと思います。
スポンサーへのお土産は一切ありませんでしたが、妹ちゃんには、しっかり買ってきてくれました。
ありがとね〜、お兄ちゃん。
それにしても、いつも企画や、調査してくれるお友達がいるからこそ成り立つ、この自転車旅行。
本当に良いお友達に恵まれて幸せ者ですね。
高校生活も残すところ、半年。
最後は卒業旅行として、どこか行けるといいな。
ということで、長くなりましたが、琵琶湖一周自転車旅行記はこれにておしまい。
最後までお読みいただきありがとうございました。