この日は、こまのお姉ちゃん犬、「コロ」ちゃんの四十九日忌です。

コロがいなくなって、「もうそんなに経つのか」、「まだそれくらいしか経っていないのか」、正直、よくわかりません。
その時々で、どっちにも感じられます。

仏教の世界では四十九日までは、魂がこの世とあの世をさまよっているとされており、四十九日目に、極楽浄土に旅立てるかどうかが決まるそうです。

考え方はそれぞれですが、コロちゃんもきっと人と同じように過ごしていると考えて、迷わず仏様の世界に旅たてるように、前日の夜、そして、当日朝、それぞれ、リビングに置いたコロちゃんセットに向かって、お祈りします。
パパと子ども達は、学校やお仕事があるので、この日のお墓参りはママだけ。
週末、改めてみんな揃ってお参りに行く予定にしています。

こまを新たに迎える時は、コロの存在が薄れてしまうんじゃないかと、少し不安でしたが、そんな心配は一切無用で、みんな、コロに向かって「おはよう」「おやすみ」「いってきます」「ただいま」を言うのが日課になっています。
特に朝は慌ただしく、ウッカリ忘れそうになっても、引き返して言いに来たり、階段で「コロいってくるよ~!」と言ったり。

姿は無くても、コロが家族の一員であり、こまのお姉ちゃんであることは、もうすっかり根付いています。

コロちゃん。
みんなコロのこと、大切に想ってるからね。
迷子にならないように、おじいちゃんやおばあちゃんのところにいくんだよ。
着いたらたくさんお友達作って、毎日楽しく過ごしてね。
できたら、お空からみんなのこと見守っててほしいな。