1997年から「週刊少年ジャンプ」にて連載中の【ONE PIECE(ワンピース)は、「週刊少年ジャンプ」に連載の歴代作品の中では、【こちら葛飾区亀有公園前派出所】1976-2016連載/単行本200巻)に次ぐ長期連載の人気漫画で、2017年8月現在、単行本は86巻まで発売されています。
又、「子供に読ませたいマンガ」として常に上位にあげられる漫画でもあります。

海賊王を夢見る主人公の少年、モンキー・D・ルフィが仲間達と共に、【ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)】を巡る海洋冒険ロマンの物語です。

我が家のONE PEICE歴は浅く、2~3年前に単行本をまとめ買いし、以降は新刊が出る度、買い足している感じです。
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購入すると決めたのはパパだったのですが、実は私自身は、少年ジャンプ連載ということなので、私や娘が読んで面白いのかな、とか、何がそんなに面白いんだろう?とか、ちょっとした拒絶反応がありました。
又、徐々にではなく、一気に買ったので、読むのがしんどいかも、と。
でも、実際読んでみると、そんな気持ちは一切なくなり、物語が進むにつれ、先を知りたい!早く先を読みたい!と止まらなくなる巻もありました。

2017年8月現在86巻もあるので、私自身、何度も繰り返し読んだりはできていないのですが、それでも、これだけ長く人気がある理由はなんとなくわかったような気がします。
熱烈なONE PIECEファンの方やマニアの方に比べ、浅い知識しかありませんが、そんな私が感じた「ONE PIECEの魅力」を少しお伝えしようと思います。
感じ方やとらえ方は人それぞれなので、あくまで「私個人」の意見として読んでいただければ幸いです。

➀仲間との深い絆・仲間の大切さ
最大の魅力は、やっぱりこれではないでしょうか。
ワンピースの仲間達は、自身が「麦わらの一味」に加わった時から、強い絆で結ばれています。みんながみんなを支えようと思う気持ちがあり、どんな状況になっても絶対に仲間を裏切ることはありません。窮地に立たされている仲間がいたら、必ず助けに行きます。自身がボロボロになっても、死にそうになっても、なんとしてでも仲間を守ろうとします。
ワンピースを読んでいると、友達を大事にしようという気持ちになりますし、何より、一人では無理なことでも、信頼できる仲間と一緒なら乗り越えられるかもしれない、達成できるかもしれない、という前向きな気持ちになれます。
➁それぞれのキャラクターが魅力的
ルフィの仲間達には、それぞれに深い過去があります。
辛いことや苦しい過去を乗り越え、ルフィと共にワンピースを目指す仲間になった8人は長所だけでなく欠点もあるのですが、それぞれが本当に魅力的です。
➂所々にちりばめられた伏線
早い段階からずっと先のエピソードの伏線が張られていることがあります。「あ!これってあの話で出てきた!」とつながった時はおぉ~~!という感じ。そう考えると、こんなにも前からこの展開を既に考えていたんだなぁと、改めて長期構成でしっかりと組み立てられている物語だと実感します。何度も読んでいる子ども達はよく覚えていて、「ここに出てきたよ。」と随分前の巻のページを広げて見せてくれることも多々あります。
➃続きが気になるストーリー展開
たくさんエピソードがある中で、私が一番好きなエピソードは「頂上戦争編」なのですが、この時は、次が気になって気になって、本当に読むのが止まりませんでした。そして最後は私にとってはまさかの展開で、大号泣・・読み終わった後は、腑抜けのような状態でした。(笑)ワンピース,onepeace,ジャンプ,ルフィ,チョッパー,オススメ漫画
番外編・敵キャラにバラエティ要素
これは大人が楽しめる部分なのですが、明らかに昭和の渋め俳優さんがモデルになっていると思われる敵キャラクターが何人も登場します。子ども達は当然知らないので、その方達の写真を見せると、「そっくり!!」とビックリしていました。

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ここでは、ほんの一部しか魅力が伝えられていないと思いますが、我が家では全員が「読んで面白かった」漫画の一つです。
長く人気が続くのには、当然、長く続く理由=魅力があります。
もしまだ読んだことがない、という方がいらっしゃったら、是非読んでその魅力を感じてほしいな、と思います。

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