あるテレビ番組を見ていた時のこと。
世界一おいしいと評判の【ホテルオークラのフレンチトースト】が、自宅で簡単に再現できると紹介されたのです。
ホテルオークラのフレンチトーストが世界一と言われていることを私は知らなかったのですが、そもそもなぜ、そんな風に言われているかというと、以前、某国大統領が来日された際に、このフレンチトーストを出したところ、「世界一の味だ!」と絶賛されたのがきっかけなのだそうです。
早速、レシピを見てみたところ、、
え?これだけ?と思えるほど、家にありそうなものばかり。
材料もさることながら、作り方も簡単!
これは一度試してみる価値ありかも!と、やってみることにしました。
- 卵6個
- 牛乳360cc
- 砂糖62g
- 食パン(厚み約4cm)4枚(耳なし)
- バニラエッセンス少々
- バター、サラダ油 各少々
- 好みでジャム・メープルシロップ等

後、フレンチトーストといえば、メープルシロップのイメージだったのですが、元々が甘かったので、つけて食べることはありませんでした。
ただ、こちらは好みの問題だと思いますけどね。
ということで、早速作り方です。
パンの耳をカットして、卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせます。
できた卵液にパンを丸一日浸すのですが、この時に、卵を一度「こす」と仕上がりの舌触りが格段に良くなるそうです。
※後から別記事で知りました。
卵6個分というとかなりの量になりますので、浅い器は避けた方がいいかと思います。
半日経った頃に一度、表裏ひっくり返します。
この時点で、卵液がほとんど残っていないくらい、パンに染み込んでいます。
そんなこともあって、実はこのひっくり返す時に少し注意が必要で、、
特に、二段でパンをセットしている場合、下の段のパンが、パンとは思えないぐらい柔かくなっていて、ひっくり返すどころか、触っただけでぐじゅっと潰れてしまう可能性があります。
なので、パンを半分にカットしてコンパクトにし、ひっくり返しやすくするか、同じタッパーをもう一つ用意して、タッパーごとバサっとひっくり返す、などした方が良いかと思います。
今回は、カットせず、かつ、二枚重ねでセットしてしまったので、タッパーごとひっくり返すパターンにしました。
そして、もう一つ、細かいことを言うならば、浸してから半日後に一度ひっくり返すということなので、、
例えば、翌日のお昼に食べたいなと思って、前日のお昼12時に仕込み始めたとします。
そうすると、半日後=深夜12時となるので、すでに寝ているかもしれません(笑
きっちり半日にしなくてもいいとは思いますが、もし忠実にレシピを再現したい場合は、仕込みの時間に注意して始めてくださいね。
丸一日経過。
しっかりたっぷり卵を吸って、ほとんど卵液が残っていません。
熱しすぎないフライパンにバター少々、サラダオイル少々入れ、
蓋をし、弱火で両面合わせ、約15分かけてじっくり焼いていきます。
約15分後。
かなり期待できそうな見た目になりました♪
良い感じに盛り付けて、、
いざ、実食!!
ふわっ、
じゅわ〜〜っ、、
口の中であっという間になくなった!
これ、卵焼きじゃなくて、パン?
みんなが口を揃えて言ったことです。
柔らかい、甘めのふわふわ卵焼きを食べているような感じもするんですが、でも、卵焼きとはちょっと違う。
これはすごいです!
トーストのように、毎朝食べたい、というものではありませんが、ちょっと時間に余裕のある休日の朝や、午後のデザートなどにも良いかもしれません。
とりあえずリピ決定です!
なんたって、失敗しようがないくらい簡単なんだもん。
そして!!
余ったパンの耳ですが、、
こちらも良いレシピを見つけました。

フライパンを熱し、バターorマーガリンを溶かし、

焦がさないよう、時々混ぜながらサクサクになるまで炒めます。

サクサクになったら砂糖をかけて、砂糖が溶けるまで混ぜていきます。

砂糖が固まってきたら火を止めて、お皿で冷まして出来上がり!

ついつい手が伸びる、素朴な味のラスクに大満足♪

これで食品ロスもなく、おいしいものが二つも食べれるわけですから、一度、作ってみる価値ありだと思いますよ♪