先日、ご近所のお友だちから、我が家からそう遠くないところに、美味しいパン屋さんがあるというお話を聞きました。
なんでも、今は予約販売しかしてなくて、月曜にその週分の予約の電話を受け付けるんですが、電話が全然繋がらなくて、なかなか買えない、と。
お店の名前だけ聞いて、帰ってからネットで調べてみたところ、めちゃくちゃ有名なお店なことがわかりました。
タイトルにも書いていますが、元々は大阪本町に、1日1000人が来店するような超人気のパン屋さん【ブランジュリタケウチ】を出されていて、パン職人の竹内久典さんはNHKで放送されている、ドキュメンタリー番組【プロフェッショナル】にも出演されたことがあるほど、有名な方だったんです。
2013年1月に大阪のお店を閉店された後、当初の予定より数年遅れの2016年に、西宮市生瀬に新しいお店【生瀬ヒュッテ】を開店されたんだそうです。
ただ、一般的なパン屋さんのように、お店に行ってパンを選んで買う、という形ではなく、販売は事前予約のみ。
②火曜〜金曜で希望の日を選ぶ(※発送の場合は、水曜〜土曜に着)
③お店に取りに行く場合は、12時〜14時の間に受け取り
④販売は毎月変わるセット販売のみ
⑤予約した人のみが買える、当日販売有り
今後また変わる可能性もゼロではないそうで、⑤の当日販売も「今のところは」という感じでした。
週一しかチャンスが無いので、予約が取れるのに何週かかかるだろうなと覚悟して、翌月曜10時からスマホと家の電話、二刀流でかけていきます。
当然のことながら、オペレーターがいらっしゃるような受付ではなく、個人宅なので、電話と電話の合間に運良くつながれば、という感じですね。
私も他のことをしつつ、リダイヤルを続けていると、、
繋がった!!!!
何週にも渡ってチャレンジしないといけない、と思っていたので、1回目で繋がったのは本当に嬉しかったです。
お店は山間の静かな住宅街の中にあり、電車だと最寄駅が【JR生瀬駅】になるのですが、そこからも1km近くあり、15分くらいは歩くことになります。
宝塚方面からお車で来られる場合は、R176号線の宝塚市と西宮市の境にある坂をぐぐ〜っと下った先の小さな信号【生瀬1】を右折して、川を渡り、「花の峯」という住宅街を目指します。
予約が取れたその日の夕方、愛犬こまとお散歩かねて、お店に行ってみることに。
実際、人に言うと驚かれるくらいのかなりのロング散歩ではありましたが、お天気がよかったこともあり、とっても気持ちよかったです。
川を渡って、カーブを曲がり、のぼった先の突き当たりにお店があります。
「ヒュッテ=山小屋」という名前の通り、とっても素敵な山小屋風のお店です。
こまちゃん良い笑顔だね〜💓
駐車場は12台、一方通行で、お店の手前から入ります。
この日は、とりあえずお店を「見た」だけで退散。
いつもとは違う、長時間コースの気持ち良い散歩になりました。
そして、お楽しみの受け取り当日。
12時〜14時と、2時間も枠があるので、急ぐ必要はないのですが、その日はちょうど午前中に出かけていたので、その帰りに取りに行くことにしました。
到着は12時20分。
1日で何セット販売されるのかわからないのですが、とりあえず、行った時は前に3組ほど取りに来られていました。
遠目に見ていると、値段の書かれた単品のパンも並んでいる様子。
ん?セット販売だけじゃないの?
当日販売もあるってこと??
なにせ初めてで勝手がわからないので、とりあえず前の方の様子を伺っていると、並んでいる単品も一緒に買えるようです。
前の方は以前からの常連さんのようで、単品だけでもびっくりするくらいの数を買ってらっしゃいました。
ママさんだけでなく、息子さんも大好きだそうで、いつも取り合いになるんだとか。
大阪のお店の時と違って、買えるチャンスがなかなかないので、満喫するために多めに買っておられるんだそうです。
なるほど〜〜。にしてもすごい数ですね(@_@)
この日の単品はこんな感じ。
中に何かを挟んだサンドイッチタイプが多かったように思います。
ちなみに、こちらの当日販売は、「予約して取りに来た人のみ」買えるというもので、例えば余った分を後で販売されるというようなことはないんだそうです。
また、今後もずっと当日販売をされるかはどうかは決まっていないそうです。
とりあえず、今回我が家が買ったのは、、
4月のセットと、当日販売の「粒あんバター」「カントリーロースハムとモッツァレラチーズサンドイッチ」です。
家に帰って箱を開けると、良い香りがするのか、こまがすっ飛んで来ました。
ごめんね〜〜、こまちゃんは食べられないの〜(^^;
手書きのお手紙&メニューもほっこりして嬉しいですね。
2021年4月のセット内容は、こちら。
これで税込4,000円です。(※その月の内容により料金も変動します。)
レンガ造りの石窯で焼くハード系のパンが中心。
実際食べてみると、ハードといっても、中はしっとり柔らかいものや、カステラみたいな生地のものもあって、ものすごく新鮮!!
食パンも生で食べると柔らかくて、焼いて食べるとサクッと軽い!
そして、やっぱりどれも美味しい!!
食べきれない分は冷凍に、と、とりあえず全部スライスしてタッパーに置いていたのですが、気づけば一つ、二つ、知らない間に減っていき、最終的に冷凍したのは、山食パンとレーズンパンくらい。
他は買ってきた日と、翌日、翌々日の朝で食べ切りました。
普段は家のベーカリーでソフトな食パンを焼いているのと、時々買うとしても、お惣菜パンやあんぱん、カレーパンなど比較的柔らかいものを好んで買っている我が家にとって、ハード系はどちらかというと無縁のパン。
正直、自分が選んで買うとしたら、きっと手に取ることはないだろうな〜というものばかりでしたが、結果、どれもとってもおいしくて大満足!!
自分で選ばない分、どんなパンだろう?という、新鮮でわくわくした気持ちや、新たな出会い、発見があり、食べるのもとっても楽しかったです。
毎朝、リーズナブルな料金でパンを焼いている我が家にとっては、4〜5日分のパンに4000円というと、ハードルが高いのですが、でも、時々はリッチな気分で、わくわくしながら美味しいパンをいただくのもいいですよね♪
また、頑張って電話しなくっちゃ。
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